帝人の医療領域から、NMNをメインとした食品領域に参入したNOMONは、安全性における医薬品との違いに戸惑いました。それは、医薬品に比べ食品は多様性が大きいことから、安全性に関する統一された規制が存在しておらず、それぞれの事業者に大きくゆだねられている、というもの。
たとえば、これまでの食品業界では、どこで、どのようにしてつくられたものかわからない原材料を海外から購入し、国内でパッケージすれば、メイドインジャパンの高品質商品として販売ができるのです。
しかし、昨今の様々な食品問題をきっかけに、食品領域に関しても安全管理に関わる様々なルールが検討されており、有識者の中では、製造工程において、品質を安定させるための健康食品GMP認証の取得の義務化やサプリメント法の必要性に関する協議などが行われています。
NOMONでは、食品においてもニュートラシューティカルというカテゴリーの商材を扱っており、体に明確な影響を与えるものとして捉えていますので、創業時から医薬品事業で培ったノウハウを元に製造品質管理を実施しております。 その分、生産コストが大きくなり販売価格が高額になるという影響が出ますが、NMNという新しい原材料を扱うには、安全性に関するチェックを何重にも実施し、万が一を無くさなければなりません。
具体的には、素材における研究をラボで常に行いながらトレーサビリティ(追跡可能性)を担保し、原材料調査の徹底や安全性と有効性が確認され用途が決められている食品添加物を使用、製造過程においても異物の混入などを防ぐためにGMP認証を取得した工場を使用し、さらには、倉庫の管理から配送の管理までを徹底して行っています。
NOMONでは、極力添加物の配合を減らし、より高純度なNMNサプリメントを目指しています。
パッケージの裏面を見てみるとよく分かりますが、たとえば、ナダルタス®の原材料名の1番最初には『β-ニコチンアミドモノヌクレオチド』つまり、β-NMNが表記されています。これは食品表示法などの規定に基づき、ナダルタス®の中で占める原材料のうちで『1番重量が多いのがβ-NMNである』ということになります。
また、ナダルタNMN以外の添加物が配合されていますが下記の通りで、最小限かつサプリメントの安定性を考えて開発されています。
ナダルタス®に配合される添加物は
“既存添加物※”に分類され、
日本において長い食経験があるものについて、
使用が認められている添加物です。
ナダルタス®に配合される添加物は
“既存添加物※”に分類され、
日本において長い食経験があるものについて、
使用が認められている添加物です。
厚生労働省が使用を認めている、食品の加工・保存の目的で使用されているもの。食品衛生法第4条では、“食品の製造の過程において又は食品の加工若しくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によって使用するもの”とされています。食品添加物を要約すると、食品に添加することで、
上記の効果が得られる物質のことです。
また、食品添加物は以下のように分類されています。
分類 | 品目数 | 内容 |
---|---|---|
指定添加物 | 420 | 安全性と有効性が確認され、国が使用を認めたもの |
既存添加物※ | 365 | 我が国においてすでに使用され、長い食経験があるものについて、例外的に使用が認められている添加物 |
天然香料基原物質 | 約600 | 植物、動物を起源とし、着香の目的で使用されるもの |
一般飲食物添加物 | 約100 | 通常、食品として用いられるが、食品添加物として使用されるもの |
当たり前のことですが、食品は口にするもの、体内に入れるものです。
皆様が食品に関する多くの知識を得ることで、安心できる事業者を選ぶことができ、さらにはご自分に合った商品を選んでいけるよう、NOMONではこういった情報をお伝えしながら、選ばれるブランドとして、安心して食していただける製品をご提供し続けることを念頭に活動して参ります。